学校法人武蔵野東学園に学ぶPart1~違いの交流が変化を生み出す”混合教育”~

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執筆者船井総研教育・保育業界コンサルグループ
コラムテーマ経営戦略
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こんにちは!学校経営コンサルタントの伊東です。

先日は、健常者の生徒と自閉症等の障がいを持った生徒の「混合教育」で全国的に知られる
学校法人武蔵野東学園にて先進事例を学びに行ってきました。

当日は、教育センター長である計野浩一郎さんを訪ねたのですが、実は計野センター長には
昨年弊社で開催した「障がい福祉サービス経営研究会」でゲスト講師としてご講演いただい
たご縁があり、今回の訪問も快く受け入れていただきました。

学校法人武蔵野東学園は、現在「幼稚園」「小学校」「中学校」「高等専修学校」を経営し
ています。学園は「幼稚園」の開設からスタートしましたが、創設者の北原キヨ氏、夫の北
原勝平氏は、当時入学できる学校がなかった自閉症のお子さんを持つ親から「ぜひ受け入れ
て欲しい」という要望を受けて、「誰でも教育を受ける権利がある」と考えて挑戦を始めた
とのことでした。当時は、自閉症等の捉え方が「親の育て方の問題である」から「脳機能の
問題である」と変化していった初期で、欧米に比べると日本はまだまだ後進でした。
まさに「手探り」の状態から、今日の社会的存在意義、そして全国的な先進校としての地位
を築いてきたということです。

中学校まで設立した北原キヨ氏は、「義務教育である中学校まで支援をしてあげよう」と考
えていたのですが、生徒の親からの要望があって、許可申請の受理の関係から「高等学校」
でなく「高等専修学校」を設立したとのことでした。

高等専修学校では、健常者の生徒と自閉症等の障がいを持った生徒の1対1のペアを「バディ」
という単位にして、学校生活の中の様々な活動に取り組む「バディ制度」を取り入れていま
す。例えば「不登校の生徒」と「自閉症の生徒」がバディになることで、不登校の生徒は自
分とは違った問題を抱えた相手を見て、「もっと自分がしっかりしないといけない」と思い、
自閉症の生徒は自分とは違った問題を抱えた相手とコミュニケーションをとることで、大き
な刺激を受ける。それが双方の生徒の大きな成長に繋がっていくそうです。

詳細はこちらのリンクからも拝見できます。ぜひご覧下さい。

http://www.musashino-higashi.org/koto-mix.htm

執筆者 : 船井総研教育・保育業界コンサルグループ

船井総研の教育・保育業界コンサルグループは、私たちは、園・学校・スクールという枠組みを超え、すべての教育機関が「地域の持続的な成長を支える心臓部」へと進化することを支援します。コンサルティング事業で培ってきた成功モデルを武器に、ほぼすべての業種・テーマをカバーしております。経営に関するお悩みを幅広く解決いたしますので、是非お気軽にご相談ください。