【認定こども園・幼稚園経営者向け勉強会】2026年6月度例会の内容をご紹介!

  • 保育園・こども園・幼稚園
公開日
更新日
執筆者古谷野 俊輝
コラムテーマセミナー・研究会のご案内
SHARE

いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の古谷野でございます。

本日は、先日開催いたしました「認定こども園・幼稚園経営研究会 6月例会」の振り返りをお届けします。
今回の例会は、今年1月に移転したばかりの弊社大阪/梅田オフィスでの開催となりました。

6月の研究会を一部振り返り!

第1講座では、弊社教育支援部マネージャーの島崎 卓也が登壇し、最近の業界動向から「業界再編の加速」「現代の幼保業界におけるSNS・生成AIの利用によるコンプライアンス違反」「こども誰でも通園制度について」という3つの観点についてお話ししました。
業界再編の加速については、直近で大きな話題となった幼保業界の大型M&A事例を挙げて解説しました。教育・保育事業だけでなく介護事業も見据えた、大企業における「事業多角化」の動きが顕在化している点について解説しました。
また、コンプライアンス違反のトピックでは、補助金の不正受給や不適切保育といった重大なリスクのほか、不適切保育の一部が「SNS投稿」から発覚している現状についてお話ししました。悪気なく園内の様子を投稿してしまうデジタルネイティブ世代への、リスク対策も視野に入れて検討していく必要性についてお伝えさせていただきました。
さらに、急速に普及する「生成AIへの対応とリスク管理」についても触れました。個人情報の入力の許容範囲やハルシネーション(AIの嘘)への理解を踏まえ、AIからの出力をどう実務に活かすべきか、AIネイティブ世代の入職を見据えたガイドライン策定の重要性など、現代の認定こども園・幼稚園経営において避けては通れないガバナンスの在り方についてお伝えさせていただきました。

第2講座は、学校法人中島学園の櫻井様より、「園児募集・採用活動」をテーマにお話しいただきました。
学校法人中島学園は東京都の町田市で認定こども園「きそ幼稚園」と小規模保育園「さくらんぼ保育園」を運営されております。

本講座の中で特に印象的だったのが、新卒採用における「運」の採用から「再現性」のある採用への転換、そして職員採用においても、また園児募集においても共通して大切にされている「園の考えや大切にしている価値観を誠実にお伝えし、共感してくださる方とのご縁を育む」という姿勢です。

再現性のある採用として、実習生からの採用だけに頼るのではなく、「学生アルバイト」からの採用を採用活動の一環に位置づけ、確実な採用に繋げる仕組みを構築されている事例をご紹介いただきました。アルバイトの選考段階であっても、挨拶や受け答えから学園の理念に合致するかどうか、学生の「人間性」を見極めるそうです。これは、園が大切にする理念である「あたりまえを大切に育てる」を共に体現し、長く一緒に働ける仲間を真剣に選ぶという、採用基準に基づいています。

さらに、現場の職員がアルバイト学生へのフィードバックを行うことで職員自身に採用の当事者意識を持たせる仕組みや、広域の就職フェアに参加するだけでなく自法人が中心となって「町田市幼稚園フェア」を開催した等の具体的な施策についても共有いただきました。採用を単なる人手不足の穴埋めとしてではなく、園の方針に心から共感する人材を「選び、惹きつける」こと。この軸を持つことこそが、職員とミスマッチのない組織運営に直結しているのだと、深く感銘を受けるご講演となりました。不要

【認定こども園・幼稚園向け】会員制 経営者様向け勉強会のご紹介

【認定こども園・幼稚園向け】会員制 経営者様向け勉強会のご紹介

船井総研では認定こども園・幼稚園経営者様向けに勉強会を開催しています。弊社コンサルタントは日々全国の幼稚園・認定こども園様のご支援をさせて頂いておりますので、最新の事例を本研究会でご紹介させていただいております。経営研究会の詳細・申込はこちらから

研究会の詳細はこちらから

執筆者 : 古谷野 俊輝

東京理科大学経営学部を卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。 在学中は社会心理学を専攻し、消費者行動論について学びながら、特定の状況下における人の行動や選択について研究を行ってきた。 入社後は幼稚園・認定こども園の運営安定化の支援や認定こども園移行のサポートを担当。 公定価格の試算ソフトを活用した収支シミュレーションの作成、そのほか公定価格や処遇改善等加算など加算に関するサポートに従事している。 現場視点を重視し、園の経営者と現場の職員がともに歩んでいける園経営を目指しながら、経営者に伴走するコンサルを大切にしている。