【無料招待/研究会案内】園児も保育士も集まる!理念を軸にした経営で「選ばれる園」へ

  • 保育園・こども園・幼稚園
公開日
更新日
執筆者児玉 梨沙
コラムテーマ経営戦略,セミナー・研究会のご案内
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いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
株式会社船井総合研究所 福祉グループ マネージャーの児玉です。

令和8年度も、まもなく後半を迎えます。来年度の園児募集に向けた準備や保護者懇談、そして職員の採用計画づくりなど、経営者の皆様にとっては、一年で最も考えることが多い時期かもしれません。

「近隣に新しい競合園ができて、園児募集に大きな不安を感じている」
「求人を出しても応募が少なく、採用・育成に費用と時間がかかる」

こうしたお悩みを抱えていらっしゃる経営者の皆様は、少なくないのではないでしょうか。少子化が進み、保育の受け皿が充足してきた地域では、園児も保育士も「選ぶ側」になっています。

同じ地域で、同じ制度の下で運営していても、いつも満園に近く、職員の応募が絶えない園がある。一方で、定員割れと人材不足に悩み続ける園がある。この差は、一体どこから生まれるのでしょうか。

成功事例|社会福祉法人ヒトトナリが実践する「共感の経営」

ここで、福岡市を中心に複数の認定こども園や児童発達支援事業を運営する「社会福祉法人ヒトトナリ」様の事例をご紹介します。

同法人の経営理念は、シンプルで強い言葉です。

「あなたの幸せ=私の幸せ」

かつての理念は、誰も覚えていない、ただ壁に貼ってあるだけの飾りでした。「誰も見ていないのなら必要ないのでは」と考えていたときもあったそうです。しかし、「形だけのものにはしたくない。職員一人ひとりが、自分の言葉で語れる理念にしたい」という思いで、理念を見直しました。

その結果たどり着いたのは、「自分が幸せだと感じるのは、周りの人が幸せそうにしているときだ」という気づきでした。世の中にいる一人でも多くの人に幸せになってもらうためには、まずは、目の前の「あなた」の幸せを心から考えられる集団でありたい。

こうして生まれたのが、「あなたの幸せ=私の幸せ」です。

保育の質を「指標化」する独自の「ヒトトナリスタンダード」

ヒトトナリ様の独自性を象徴するのが、独自の保育指標「ヒトトナリスタンダード」です。

ヒトトナリ様は、こどもと関わる中で、一人ひとりの「安心」と「尊厳」を大切にされています。大人の何気ない一言や関わりも、子どもにとっては大きな意味を持つもの。だからこそ、「より安心できる関わり」とは何かを考え続け、日々の関わりをこの指標に照らして振り返り続けています。「関わりは、見直すことで変えていける」――この言葉が、同法人の保育の根底にあります。

この取り組みが経営的に優れている点は、保育の質を「属人的なスキル」から「組織の基準」へと昇華させていることです。保育の質はどうしても担当者個人の力量に依存しがちですが、自園独自の基準で言語化・標準化することで、採用後の育成や職員間の指導にも一貫性が生まれます。これは採用・育成の仕組みとしても機能し、結果として、質の高い保育が保護者の口コミやSNSでの発信を生み、園児募集や人材確保にも大きな効果をもたらしています。

Instagramのフォロワーは3.3万人超!理念と質を「発信」し続けるマーケティング

ヒトトナリ様は、経営理念や日々の保育の様子を、Instagramなどで積極的に発信されています。アカウントのフォロワーは3万3,000人を超え(2026年9月現在)、理念に基づく関わりの工夫や、子どもたちの姿が多くの人に届いています。

「この園は何を大切にしているのか」が一目で伝わる発信は、保護者だけでなく求職者にも刺さります。理念に共感した人材が自ら応募し、入職後も価値観を共有する職員が育つことで、離職防止にもつながるのです。

さらに、こうしたブランド力は経営面にも効いてきます。同法人は、認可保育園3園を2026年4月に保育所型認定こども園へ移行し、児童発達支援事業の展開にも着手されています。ブランディングは決して華やかさの話ではなく、収支改善や新規事業・業態付加の土台になる経営戦略なのです。

経営者だからこそ学べる場|「新時代保育園経営研究会」とは

「ブランディングと一言で言っても、自園では何から始めればよいのか」――そう感じられた経営者の皆様にご紹介したいのが、船井総研が運営する会員制の勉強会「新時代保育園経営研究会」です。

本研究会は、保育園・認定こども園・幼稚園の経営者様が切磋琢磨し合う会員制の経営勉強会です。一般的なセミナーとの違いは、「聞いて終わり」ではなく、全国の経営者と継続的に学び合う「経営者の輪」があることです。

①保育園経営に特化した勉強会
‥全国の園の業績アップを支援してきた、業界専門のコンサルタントが担当。具体的事例が豊富で、すぐ実践できる内容です

②成功事例・失敗事例の宝庫
‥情報交換会では全国の最新事例が集まり、他の経営者様の生の声からノウハウを得られます

③相談し合える「師と友」づくり
‥同じ悩みを抱える経営者同士が、本音で相談し合える関係を築けます

「本気で法人のこれからを考えている」経営者様のご参加をお待ちしております。

12月17日(木)開催!無料お試し参加のご案内

次回の研究会は、2026年12月17日(木)に開催いたします。

今回のゲスト講座では、社会福祉法人ヒトトナリ 理事長 有松徹氏をお招きし、「法人の価値を高め、内外からの共感を集めるための核となるブランディング」についてお話しいただきます。理事長がなぜ「あなたの幸せ=私の幸せ」という理念を掲げたのか、その背景から、理念を組織に浸透させる具体的な方法、独自指標「ヒトトナリスタンダード」による保育の質の標準化まで、本コラムでは書ききれないリアルな現場視点をお伝えいただきます。


開催概要▼
日時:2026年12月17日(木) 10:30~16:30
場所:〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー 35階
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO

当日スケジュール▼
10:30~11:00 モーニング講座
11:00~11:30 時流講座
11:30~12:30 ゲスト講座
12:30~13:30 昼休憩
13:30~14:30 船井総研講座
14:30~16:00 情報交換会
16:00~16:30 まとめ講座
※内容は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

研究会の詳細・お申込みはこちら

執筆者 : 児玉 梨沙

宮崎県出身。東京大学教育学部を卒業後、船井総合研究所に入社。 保育園や幼稚園などの子ども・子育て支援分野、そして児童発達支援・放課後等デイサービスや就労継続支援事業など、障がい福祉分野において、事業展開、マーケティング戦略、マネジメント戦略など、多岐にわたる分野でコンサルティングを行う。 自治体の「こども計画」策定などにも携わっており、豊富な実績と、官民双方における幅広い経験に基づき、クライアントに最適なソリューションを提供する。