【現地視察】幹部職員によるパネルディスカッション有|多角化・多機能化経営の鍵となる「施設間異動」と「多様なキャリアパス」

  • 保育園・こども園・幼稚園
公開日
更新日
執筆者児玉 梨沙
コラムテーマ採用・育成
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いつも コラムをご覧いただきありがとうございます。
株式会社 船井総合研究所 マネージャー 児玉 梨沙です。

「事業展開を進めていきたいが、任せる職員がいない」
「既存の園運営が手一杯で、新規事業を職員に任せる余裕がない」
「外部から採用したくても、事業推進力のある職員はなかなか見つからない」

多角化・多機能化を成功させる上で、最も大きな壁といっても過言ではないのが、事業を中心となって推進できる職員の確保です。理想を言えば、自法人内で幹部職員が育ち、事業を任せられるようになることですが、ここに苦戦する法人さんも少なくありません。

本日は、15年で9施設へと急成長を遂げた梅花福祉会様の事例も取り上げながら、多角化・多機能化経営を実現する「職員育成」のポイントについて解説します。

定期的な「施設間異動」が組織と人材を柔軟にする

複数施設を展開する法人にとって、定期的な人事異動やローテーションは、単なる欠員補充以上の戦略的な意味を持ちます。

梅花福祉会様では、認定こども園、児童発達支援・放課後等デイサービス、子育て支援センターなど、異なる機能を持つ施設間での異動が活発に行われています。

人事異動やローテーションが当たり前となることで、現状維持に固執せず、法人の目指す方向性に対して柔軟に動ける職員が増えやすくなる他、「園職員」ではなく、「法人職員」という意識が醸成されやすくなります。日々の業務でも施設間の連携が取りやすくなる点は、多角化・多機能化経営においては非常に重要です。

また、幹部候補を選定する際も、施設単体で考えるのではなく、法人全体で最適解を考えることができ、適材適所の配置がしやすくなります。

専門職が集まり、若手が輝く!多角化がもたらす多様なキャリアパス

法人が事業を展開し続ける姿勢そのものが、「挑戦したい」という視座の高い職員を引き寄せる強いメッセージにもなります。

梅花福祉会様では、多角化・多機能化により、保育士だけでなく看護師や学校教諭といった多様な専門職の採用が加速しました。これにより、法人が実現できる子育て支援の層が格段に厚くなり、多様な才能が融合する「プロ集団」へと進化を遂げています。

特筆すべきは、年齢に関わらず挑戦できる風土です。
新卒入職の職員が20代で管理職を任されるなど、本人の意欲と能力次第で早期にステップアップできる環境が整っています。また、産休・育休復帰後も、自身のライフスタイルに合わせて最適な職場環境(認定こども園、療育、産後ケア等)を選択できる仕組みがあり、職員一人ひとりが「長所」を活かして長く輝き続けられる組織づくりを実現されています。

2026年5月21日(木)開催|梅花福祉会様 現地視察セミナーのご案内

今回ご紹介した梅花福祉会様の、少子化時代に保護者から「選ばれ続ける」子育てワンストップサービスを現地で見ることができるセミナーを開催します。

今回の視察セミナーでは、実際に各事業を支える幹部職員の方々にご登壇いただき、パネルディスカッション形式で「職員のリアルな本音」に迫ります。

「異動に対してどう感じていたのか?」
「専門職同士の連携で苦労したことは?」
「なぜこの法人で長く働きたいと思うのか?」

これらの問いに対する答えは、経営者様はもちろん、幹部職員や幹部候補の方々にとっても、大きな刺激と学びになるはずです。経営者様だけでなく、ぜひ現場を支える幹部職員や幹部候補の方々のご参加もお待ちしております。

<このようなお悩みを抱える経営者の皆様におすすめです>
・認定こども園、学童クラブ、児発・放デイ、産後ケアを繋ぐ「子育てワンストップサービス」の実践例を直接見たい
・少子化・人口減少時代において、こどもを核とした多角化・多機能化経営を目指している
・保育園が手掛ける「産後ケア事業」の立ち上げから運営ノウハウのリアルを知りたい
・保育現場と密接に連携した児童発達支援・放課後等デイサービスの具体的な成功モデルを学びたい
・事業の多角化を通じて、職員の多様なキャリアパスを提示し、職員の定着を図りたい
・各事業を牽引する現場職員の本音を直接聞き、次世代の管理職育成や組織づくりのヒントを得たい

【開催概要】 
日時:
2026年5月21日(木)  集合11:30(開始 12:00)/開催17:30(予定)

視察会場:
社会福祉法人 梅花福祉会 コウガの森・共和(埼玉県本庄市児玉町蛭川885)

参加料金:
一般価格(1名様):税込 66,000円 
会員価格(1名様):税込 52,800円 

 

執筆者 : 児玉 梨沙

宮崎県出身。東京大学教育学部を卒業後、船井総合研究所に入社。 保育園や幼稚園などの子ども・子育て支援分野、そして児童発達支援・放課後等デイサービスや就労継続支援事業など、障がい福祉分野において、事業展開、マーケティング戦略、マネジメント戦略など、多岐にわたる分野でコンサルティングを行う。 自治体の「こども計画」策定などにも携わっており、豊富な実績と、官民双方における幅広い経験に基づき、クライアントに最適なソリューションを提供する。