タイトル:保育士採用に効くInstagram活用|基礎編と発展編
いつも コラムをご覧いただきありがとうございます。
株式会社 船井総合研究所 福祉グループ マネージャーの児玉 梨沙です。
「求人媒体に掲載しても、以前のように応募が集まらない」
「人材紹介会社への依存が強く、採用コストが重くなっている」
「園の雰囲気は良いはずなのに、見学や面接で魅力が十分に伝わらない」
このようなお悩みを抱えている保育園・幼稚園・認定こども園の経営者様は、非常に多いのではないでしょうか。
一方で、現場のご支援をしていると、もともとは園児募集や保護者満足度向上のために始めたInstagramが、結果的に採用で成果を出しているケースも少なくありません。求職者が園を選ぶ際、求人票の条件面だけでなく、「どんな人が働いているのか」「どんな雰囲気の職場なのか」を重視する傾向が強まっているためです。
今回は、Instagramを採用につなげるポイントを「基礎編」と「発展編」に分けて整理・解説します。
【基礎編①】まずは継続的に投稿することを最優先に
Instagram活用で最も多い失敗は、「最初だけ頑張って、更新が止まる」ことです。
採用で成果が出ている園に共通するのは、一定の頻度で継続していることです。目安としては最低週2回以上をおすすめします。
投稿内容は、必ずしも特別なイベントである必要はありません。こどもたちの活動の一場面や季節の制作、給食の紹介など日常発信からまずは始めていきましょう。投稿はクラス毎に分担するなど、一人の担当者任せにしない体制を整えることも重要です。
【基礎編②】採用に関する告知は固定投稿へ
日常投稿を続ける一方で、採用に関する情報が埋もれてしまってはもったいありません。そこで有効なのが、固定投稿の活用です。
見学会や説明会の案内、求人情報等は固定にしておくことをおすすめします。これにより、求職者がアカウントを訪れた際に、最初に必要な情報へたどり着きやすくなります。
特に採用活動では、「興味を持った瞬間に必要情報が見つかるかどうか」が非常に重要です。興味が高まったタイミングで動線が整っていなければ、そのまま離脱してしまう可能性があります。
Instagramを見学・説明会・応募へつながる入口として設計することが重要です。
【発展編①】採用専用アカウントを作成する
基本的な運用が安定してきた園で、さらに採用を強化したい場合は、採用専用アカウントの立ち上げをおすすめします。特におすすめなのは保育士の仕事の「裏側」を見せる発信です。
たとえば、
・発表会の準備を進めている様子
・行事後の振り返りミーティング
・園内研修や外部研修の様子
・制作物の準備や環境設定
・先輩職員が後輩へ声をかけている場面
こうした発信によって、「リアルな仕事風景」が見える方が、価値観の合う求職者が集まりやすくなります。
【発展編②】動画・リール・広告を活用し、フォロワー外に発信する
静止画中心のフィード投稿だけでなく、動画中心のリール投稿も積極的に活用していただきたいと思います。動画は写真よりも園の雰囲気がよく伝わりますし、リール投稿はフォロワー外にも表示されやすく、投稿が伸びやすいです。
特に採用においては、「そもそも園の存在を知らない求職者」に見つけてもらうことが重要です。リールは、その入口として非常に相性が良い施策です。本格的に採用へつなげたい園は広告活用も検討いただければと思います。
まとめ|明日から着手すべき3つのこと
Instagramは、出したその日に応募が来るような即効性の高い施策ではありません。
Instagramは、園の認知を高め、雰囲気を伝え、信頼を蓄積し、応募の心理的ハードルを下げるための施策です。成果が出るまでには一定の時間がかかります。
だからこそ、来年度の採用を目指すのであれば、採用活動が本格化する冬以降ではなく、今から始めることが重要です。
Instagramを採用につなげるうえで、まず着手いただきたいことは次の3つです。
①投稿頻度の基準を決める
最低週2回以上の発信ルールを設定する。
②採用を狙いすぎず、日常を発信する
園の雰囲気、先生同士の関係性、保育の考え方が伝わる投稿を増やす。
③採用導線を固定投稿で整える
求人情報や見学会・説明会案内を上部に固定する。
「自園ではどこから着手すべきか知りたい」
「採用専用アカウントを作るべきか相談したい」
「Instagramを園児募集と採用の両方に活かしたい」
このようなお悩みがございましたら、ぜひ船井総合研究所の無料相談をご活用ください。貴園の現状や採用課題に合わせて、具体的な進め方をご提案いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


