「教育・保育のプロ」から園経営の右腕へ!園児募集・組織づくりに関わる管理職の育て方

  • 保育園・こども園・幼稚園
公開日
更新日
執筆者塚本 実和子
コラムテーマ採用・育成,セミナー・研究会のご案内
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園児募集や教職員採用といった「経営面」を一緒に考えてくれる右腕が育っていない…とお悩みではありませんか?

いつもお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の塚本でございます。

少子化による園児募集の難化や人材不足など、園運営を取り巻く環境が急激に変わる中、経営者の皆様にお話を伺うと、「理事長や園長の想い・問題意識が、現場の管理職にまで届いていない」という壁にぶつかるケースが急増しています。
現場で経験を積み、主任や主幹といった管理職に抜擢される先生は、間違いなく「教育・保育のプロフェッショナル」です。

しかし、これからの厳しい時流の中で園が持続的に成長・存続していくためには、現場の保育実践だけにとどまらず、園児募集や教職員採用など「園運営・経営面」にまで視野を広げて理事長・園長と共に動ける存在が必要不可欠です。

本日は、管理職候補の先生方が、教育・保育の専門家から「経営の右腕」へとステップアップするために必要な視点と、選ばれる園づくりに向けた関わり方についてお伝えします。

園児募集は「現場の言葉」と「対話」から生まれる

少子化が加速する中、「保護者に選ばれ続ける園づくり」は経営層だけの課題ではありません。
現場の主任・主幹が園児募集の重要性を理解し、理事長・園長と共に募集活動の一翼を担うことで、園のブランディングと入園決定率は大きく変わります。

特に重要なのが、園児募集の段階的なフレームワークを管理職自身が理解した上で、保護者の不安や関心に寄り添うことです。

園児募集の段階的なフレームワークとは、例えば幼稚園の場合は「親子教室(0-1歳)」→「プレ幼稚園(2歳)」→「3歳児・年少入園」、保育園の場合は「マタニティ向けイベント(妊娠期)」→「子育て支援・こども誰でも通園制度(0歳)」→「入園(1歳~)」という入園に至るまでの流れを指します。

見学会や募集説明会において、専門用語を並べて教育内容を語るのではなく、初めて園を探す保護者の心配に耳を傾ける「対話」を実践すること、アンド現場ならではの温かい視点で自園の魅力を伝えることこそが、強力なファンづくりにつながるのです。

現場の仕事を後輩に譲り、園全体を見る時間を生み出す

管理職候補の先生からよく挙がるのが、「自分が現場で動いた方が早い」と仕事を抱え込み、園全体を見る時間や募集・経営に関わる余裕が持てないという悩みです。

しかし、教育・保育のプロから「組織を動かす経営パートナー」へと脱却するためには、自分にしかできない仕事に注力し、他の人ができる仕事は積極的に後輩へ任せていく切り替えが必要です。

仕事の渡し方において重要になるのが、「守破離」の考え方と「教える」よりも「話を聴く」関わり方です。
まずは基本の型を実践してもらいながら(守)、成長に合わせて段階的に仕事を任せ、後輩が自ら考えて動く力を引き出します。

こうして現場の強い育成基盤を作ることで、管理職自身が実務から一歩引き、時流や募集・採用の動向を学ぶ「勉強好き」な姿勢を保ちながら、理事長・園長と共に園運営へ参画するサイクルが生まれるのです。

本日は、管理職が教育・保育の範囲を超え、園児募集や組織づくりといった経営面に関わる意義についてお伝えしました。

しかし、「もっと園児募集や採用に関心を持ってほしい」「園全体の経営の観点を持ってほしい」と理事長・園長から直接伝えても、現場の業務へのプレッシャーに受け取られてしまったり、行動変容につながらなかったりすることが珍しくありません。

そこで今回、教育・保育のプロから「経営を共に支える右腕」へと意識を切り替え、第三者の視点から管理職に求められる役割を客観的に学んでいただく「幼稚園・保育所・認定こども園向け 理事長目線の管理職育成研修」を開催いたします。

本研修では、管理職としてのマインドセットや育成スキルだけでなく、園児募集のフレームワークや「保護者に選ばれる園づくり」の実践ヒントなど、園運営の一端を担うために必要な具体的な学びをお伝えします。
地元の集まりでは出会えない、全国の成長意欲の高い他園の主任・主幹の方々と交流し、自園の現在地を知ることができる1日限りの限定研修です。

「理事長・園長の右腕」として動いてほしく、役割を伝えているが行動変容が見られない
☑ 教育・保育のプロから「人と組織を動かす人」への切り替えが、なかなか進まない
☑ 経営層の想いを現場に伝える「通訳役」を担える管理職候補が育っていない
☑ 理事長・園長として直接伝えると角が立つ内容を、第三者の視点から整理して伝えてほしい
「もっと園全体を見てほしい」と伝えても、現場業務に没頭してしまう
上記に1つでも当てはまる経営者の皆様は、ぜひ対象となる幹部・幹部候補教職員(主任、主幹以上)の方のご参加をご検討ください!

<開催日程>
2026年8月25日(火) 10:30~16:00
<開催場所>
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO
(東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階)
<参加費用>
一般価格:税込 66,000円(1名様)
会員価格:税込 52,800円(1名様)

セミナー詳細・申込はこちらから

執筆者 : 塚本 実和子

早稲田大学教育学部卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。 入社以来、200以上の保育事業者とかかわる中で、「園の成長には現場職員の主体的な協力が不可欠」と感じ、保育士資格を取得。経営者の視点に立った戦略的な事業計画の策定と、現場職員の方々の視点に寄り添った実行性の高い改善策を両立させることを大切にする。 提供するコンサルティングサービスは多岐に渡る。経営の根幹である園児募集による収支改善から、「地域で選ばれ続ける園」となるための児童発達支援事業(インクルーシブ保育)の新規立ち上げ支援。さらには、職員の理念浸透を目的としたブランディングブックの作成や研修など、組織と事業の両面からサポートする。 経営者自身も気づいていない潜在的な課題にアプローチするため、経営者・現場職員いずれに対しても丁寧な対話を重ね、お客様の持続的な成長を導くことに尽力している。